湯田温泉は、山口県山口市にある温泉です。
昔の周防国にあたります。
代表的なホテルに「かめ福」、「常盤」、「西村屋」、「ホテル松政」などがあります。
山口県には、小さな温泉地が多く、この温泉は比較的規模が大きいので、県を代表する温泉となっています。湯田温泉への行き方は、JRなら山陽本線・新幹線新山口駅で降りて、山口線に乗り換えます。
湯田温泉駅という駅で降りれば、徒歩10分で温泉街につきます。
バスで行くのなら、同じく新山口駅から市営バスが出ています。
また高速バスも温泉街中心近くの湯田温泉バス停(県道沿い)には各方面からのいろいろなバスが発着しています。
神戸・大阪からは「ふくふく大阪号」、または「カルスト号」に乗ってくればよく、福岡からは「福岡・山口ライナー」という高速路線バスがあります。
その他、周南・広島・萩からや下関からのバスも走っています。
この温泉の泉質は、アルカリ性単純泉で、日本には多く見られる泉質です。
特徴としては肌の角質をとる美肌効果があります。
分類上、単純温泉は、日本では塩化物泉の次に多い泉質だったのですが、掘削技術の進化によって、今ではこの単純温泉が一番多い泉質となり、日本全体の泉源の40%をも占めるというデータがあります。
湯田温泉の歴史は、その始まりが約600年前といわれています。
ある日、白い狐が温泉に浸かっていたところを見られ、その次の日もさらにその次の日も見られたことから、温泉が発見されたそうです。
田んぼの真ん中から源泉が出たので、「湯田」の名前のもとになっているのでしょう。
白狐に由来することから、毎年春になると「湯田温泉白狐まつり」が開催されています。
また、江戸時代末期には、尊王攘夷派の藩士や公家がこの湯田に滞在していました。
作家詩人の中原中也の出身地でもあって、記念館が建てられています。
さらには俳人種田山頭火が暮らしていたこともあるそうです。
現在の湯田温泉は山口市内の観光や萩・津和野という有名観光地の宿泊拠点になっています。
そのため、山口市の繁華街でもあって、飲食店なども数多く存在します。
立地の条件からして、秋保温泉、鳥取温泉などと並び、数少ない県庁所在地に湧出する温泉ということになっています。
夜には宿泊客が散策できるスポットもたくさんあるので、都市機能と観光街の両方が備わっためずらしい温泉地と言えるでしょう。
最近では、山口市と観光協会が足湯に力をいれており、温泉街には高田公園など5つができあがっています。
意外なことに共同浴場はありません。
ただし、日帰り入浴施設が4つあります。
共同浴場が存在しないことに対しては、温泉街の魅力向上策を考える地元団体「湯田温泉まちづくり協議会」が山口市に設置を現在要望しているところです。